Cline v3.14: Improved Gemini Caching, /newrule Command, Enhanced Checkpoints & Key Updates – Cline Blog
May 3, 2025
o4-mini さんまとめ
思考時間: 数秒
以下、Cline v3.14 のリリース記事を日本語に翻訳し、要点をまとめた資料です。
Cline v3.14 リリース概要
公開日: 2025年5月3日
執筆: Nick Baumann
所要時間: 約3分
1. Gemini キャッシュと透明性の向上
- キャッシュロジックの強化
Gemini および Vertex プロバイダー両方のキャッシュ処理を改良し、信頼性とコスト削減効果を向上。 - キャッシュ UI の追加
OpenRouter および組み込み Cline プロバイダー向けにキャッシュ状況を可視化する UI を実装。 - 料金計算の有効化
Gemini/Vertex の利用時に、概算コストをリアルタイムに表示。
2. チェックポイント機能の強化
- プランモード全般でチェックポイントを作成
コード生成前の「計画(Plan)」段階にもチェックポイントを追加。 - より細かな巻き戻しが可能に
生成途中で方向性が合わない場合は、初期プランに戻って調整→再実行でき、作業効率を大幅に向上。
プロのコツ:
最初の数回の出力がイメージと違うときは、早めに「Plan→Act」チェックポイントへ戻してプランを練り直すのがお勧めです。
3. /newrule
コマンドによるプロジェクト基準の自動生成
- 用途例
- デザインシステムの利用方法
- API パターン
- テスト規約
- リファクタリング手法
- 技術スタック要約 など
- 動作
/newrule
コマンドを入力- プロジェクトのコード構造やライブラリ情報を解析
.clinerules
ファイル(および必要ならフォルダ)を自動生成し、一貫性のあるルール定義を出力
プロのコツ:
チーム内のコーディング規約やデザイン基準を漏れなくドキュメント化し、オンボーディングやコードレビューをスムーズに。
4. LaTeX レンダリング対応(v3.14 特別機能)
- 数式や LaTeX マークアップをチャット上で正しくレンダリング可能に。
5. 主要な QOL(Quality-of-Life)アップデート
- ファイルのドラッグ&ドロップ改善
OS 標準のファイルエクスプローラーから直接ドラッグ (Shift キー押下時)→サポート外ファイルのエラーも分かりやすく。 - コード/Markdown ブロックにコピー用ボタン追加
再利用性向上(Markdown ボタンは @weshoke さんからの提案)。 - 履歴の一括削除
複数タスクをまとめて選択・削除可能に(@danix800 さんありがとう!)。 - API タイムアウト設定
OpenRouter/Cline・Ollama 各プロバイダーのリクエストタイムアウト、およびターミナル接続タイムアウトを調整可能(@WingsDrafterwork さん貢献)。 - Bedrock サポート拡張
カスタムモデル ID 対応(@clicube さん)、Amazon Titan Text Premier モデル対応(@watany さん)。 - コンテキスト切り捨て通知
手動でコンテキストが切り詰められた際に明示的に通知。 - タスクヘッダーのデフォルト展開
一覧性を向上。 - バグフィックス多数
- ターミナルコマンドの競合問題
- Windows パス処理
- ローカル開発用構文エラー
- Git コミットメッセージの言及
- コスト計算の不具合 など(多くのコミュニティ貢献者に感謝!)
6. 今すぐ v3.14 を始めるには
VS Code Marketplace から Cline を更新するだけで、新機能がすぐに利用可能です。
詳細は公式changelogを参照してください。
フィードバック歓迎!
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- Marketplace レビューもぜひお願いいたします。
Happy coding!
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