Cline v3.13.1

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Cline v3.13: Toggleable .clinerules, Slash Commands & Previous Message Editing – Cline Blog

https://cline.bot/blog/cline-3-13-toggleable-clinerules-slash-commands-previous-message-editing

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はい、記事「Cline v3.13: Toggleable .clinerules, Slash Commands & Previous Message Editing」の日本語翻訳と、アップデート内容を項目ごとにまとめました!


Cline v3.13 アップデート内容

1. オンデマンド&切り替え可能な .clinerules

  • チャット入力欄のすぐ下に「.clinerulesポップオーバー」が追加。
  • プロジェクトごとにカスタムルールファイル(例:memory-bank.mdreact-best-practices.md)を手軽にオン/オフ可能。
  • アクティブなグローバルルール・ローカルルールを一覧表示して、クリックで切り替えできる。
  • 新しいルールファイルも簡単に追加可能(Cline自身に作らせることもできる)。
  • 💡プロのコツ:「ワークフロー用のルール」を作ったら、Clineに改善提案させることで「自己改善するCline」が作れます!

2. /Slashコマンドで /newtask 実行

  • チャットで/newtaskと入力するだけで新しいタスク作成を開始。
  • 現在のセッションのコンテキストを保持したまま新しい探索分岐やり直しができる。
  • 「Clineチャット入力にジャンプ」コマンドも新登場。コマンドパレットからすぐ起動でき、キー割り当ても可能。

3. メッセージ編集 & チェックポイント復元

  • 送信済みのメッセージをダブルクリックして編集可能に。
  • 編集時にはチェックポイントシステムが使われ、送信前の状態に復元できる。
  • 🛠️ ミスに気づいたら、単に編集して、チェックポイントから別ルートを試せる=無限やり直し可能!

4. その他の改善点

  • メッセージ送信時にオプション選択可能に。
  • チャット入力欄へのジャンプコマンド追加(キー割り当て可)。
  • 新モデル対応
    • OpenAI「o3」「4o-mini
    • Azure DeepSeek
    • Google GeminiのbaseURLオプション追加
  • MCPサーバー経由の画像応答サポート。
  • 検索・置換の強化:より堅牢な差分編集に。
  • ターミナル改善Ctrl+C終了検知や大出力のパフォーマンス向上。
  • その他のバグ修正:Vertexトークントラッキング、xAI推論パース問題の修正など。

✨まとめ

Cline 3.13では、

  • AI開発の精度向上
  • 作業スピードアップ
  • セッション自由度の大幅向上
    が実現されています!

さらに詳しい情報が必要なら、各項目をもう少し掘り下げて解説もできます!
興味ある項目、ありますか?👀✨



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以下、Cline v3.13 のアップデートポイントと内容を日本語で項目ごとにまとめました。

  1. トグル可能な .clinerules
    • チャット入力欄の下に新設された .clinerules ポップオーバーで、コンテキスト指示ファイルをモジュール化した“役割”として即座に切り替え可能。
    • 例えば、プロジェクト固有の情報を保持したいときは memory-bank.md をオンに、UI 開発中は react-best-practices.md をオンに。
    • グローバル/ローカルルールの有効・無効をワンクリックで切り替えられ、新しいルールも Cline に生成させて追加可能。
    • 必要なときだけルールをアクティブにできるため、余計なプロンプト編集や設定操作の手間を大幅に削減。
    プロ向けTIP: 一度作った .clinerule をフィードバックをもとに改善させる“自己改善型 Cline”も活用できます。 (Cline v3.13: Toggleable .clinerules, Slash Commands & Previous Message Editing – Cline Blog)
  2. スラッシュコマンド /newtask
    • チャットに /newtask と入力するだけで、新しいタスク作成プロセスを開始。
    • 現在のセッションコンテキストを保持したまま別の探索を分岐できるので、「別の方向性を試したい」「新規に話題を切り替えたい」ときに便利。
    • 今後、さらなるスラッシュコマンドの追加も予定。
    • 「Jump to Cline Chat Input」コマンド(コマンドパレットから呼び出し可、キーバインド設定可能)と組み合わせれば、キーボード主体での高速操作がより快適に。 (Cline v3.13: Toggleable .clinerules, Slash Commands & Previous Message Editing – Cline Blog)
  3. メッセージ編集&チェックポイント機能
    • 以前のメッセージをダブルクリックで直接編集可能。再入力の手間が不要に。
    • 編集時にはチェックポイントシステムが作動し、そのメッセージ送信前のワークスペース状態に瞬時に戻すオプションを提示。
    • “無限アンドゥ”のように、誤ったプロンプトや別のアプローチを試したいときも、チャットを丸ごとやり直すことなく安全に実験可能。 (Cline v3.13: Toggleable .clinerules, Slash Commands & Previous Message Editing – Cline Blog)
  4. その他の改善点
    • Send Message with Option: メッセージ入力時に提案されたオプションも同時に選択して送信できる。
    • Jump to Chat Input: コマンドパレットアクション(キーバインド設定可)でいつでも入力欄にフォーカス。
    • モデルサポート追加: OpenAI o3 & 4o-mini、Azure DeepSeek、Google Gemini(baseURL オプション)対応。
    • MCP Image Responses: 画像入力対応モデルで MCP サーバーからの画像受信をサポート。
    • Search/Replace 改良: より堅牢な差分編集で、フルファイル書き出しへのフォールバックを低減。
    • ターミナル改善: Ctrl+C 終了検出と大きな出力のチャンク処理が向上。
    • その他細かい修正: Vertex トークン追跡や xAI 推論パースの不具合対応など。 (Cline v3.13: Toggleable .clinerules, Slash Commands & Previous Message Editing – Cline Blog)


これらの新機能&改善により、Cline がより軽快かつ柔軟にあなたの開発ワークフローにフィットします。ぜひ v3.13 にアップデートしてお試しください!

以下に Cline v3.13 での MCP(Model Context Protocol)サポート機能を総覧し、「MCPホスト/クライアント/サーバー」という役割の違い、そして具体的な設定方法・使い方・トラブルシューティングをまとめました。先に要点を一文でまとめると v3.13 では UI/JSON の両面で MCP サーバー管理が簡素化され、画像入力を含むツール呼び出し対応が強化され、Marketplace + Remote 接続でローカル・クラウド両方の MCP をワンクリック導入できる ― これが最大の刷新です。

1. 用語整理 ― MCPホスト・クライアント・サーバー

役割概要Cline v3.13 での実体
MCPホストサーバーが公開する tools / resources を検出し LLM に渡す中心ハブVS Code 拡張「Cline」本体。Cline UI の MCP Servers 画面でサーバーを管理する。 (MCP Overview – Cline Documentation)
MCPクライアントLLM が tool を呼び出す際の実行主体(≒エージェント側)Cline のチャットエージェント部分。ユーザーが入力したプロンプトや /newtask スラッシュコマンドから tool 呼び出しを行う。 (Cline v3.13: Toggleable .clinerules, Slash Commands & Previous Message Editing – Cline Blog)
MCPサーバーユーザー/外部ベンダーが実装する拡張プログラム。tool 群・リソース・プロンプトを JSON で公開し、STDIO もしくは SSE で通信公式 GitHub, Neon, GitHub MCP など Marketplace の一括導入サーバー、ローカル自作サーバーいずれも可。 (MCP Marketplace – Cline Documentation, MCP Transport Mechanisms – Cline Documentation)

2. v3.13 で追加・改善された MCP 関連機能


3. MCP サーバーの接続・管理フロー

3.1 GUI での操作手順

  1. Cline サイドバー → ⋮ → “MCP Servers” で管理画面を開く。タブは Marketplace / Remote Servers / Installed の 3 段構成。 (Connecting to a Remote Server – Cline Documentation)
  2. Marketplace からは GitHub・Stripe・Cloudflare など数百種をワンクリック導入。インストール後に API キー入力ダイアログが自動表示。 (MCP Marketplace – Cline, MCP Marketplace – Cline Documentation)
  3. Remote Servers タブで URL を直指定 (https://example.com/mcp-sse) してクラウドホスト版に接続。SSE/STDIO は自動判別。 (Connecting to a Remote Server – Cline Documentation)
  4. Installed タブで個別サーバーの

3.2 JSON での手動設定

  • グローバル: ~/Documents/Cline/cline_mcp_settings.json
  • プロジェクト固有: <repo>/.cline/mcp.json
    構造サンプル(STDIO ローカル Git MCP):
{
  "mcpServers": {
    "git": {
      "command": "python",
      "args": ["-m", "git_mcp_server"],
      "env": { "GITHUB_TOKEN": "$GITHUB_TOKEN" },
      "alwaysAllow": ["commit", "pr"],
      "disabled": false
    }
  }
}

(Configuring MCP Servers – Cline Documentation, Git MCP server is missing · Issue #3042 · cline/cline – GitHub)

3.3 トランスポート設定


4. Cline クライアント側の使い方

4.1 MCP ツール呼び出し

  1. チャットで自然言語プロンプト ― 例: 最新の React v19 の変更点を Web 検索して箇条書きにして
    Cline は Perplexity MCP サーバーの search_web tool を自動選択。
  2. 初回だけ ツール呼び出し許可ダイアログが表示。Always allow にすると以降は自動実行。 (MCP Marketplace – Cline Documentation)

4.2 Slash Command ワークフロー

4.3 自作ツールの追加

  • チャットで add a tool that converts Markdown to PDF using Pandoc
    と依頼すると、Cline が最小構成の MCP サーバーを自動生成→~/Documents/Cline/MCP に配置→設定ファイルへ追記、まで自動実行。 (Example Clients – Model Context Protocol)

5. MCP サーバー開発・配布の実践

ステップハイライト参考
ひな形取得npx @neondatabase/mcp-server-neon init などテンプレート利用(Get started with Cline and Neon Postgres MCP Server – Neon Guides)
実装tools/list, tools/call エンドポイントと JSON Schema を実装。Python/Node どちらも可(MCP Server Development Protocol – Cline Documentation)
ローカル動作確認uv run mcp-server-sqlite → Cline GUI で緑ランプ確認([Visual Studio Code, Cline and MCP servers
公開GitHub リポ公開+mcp.yaml 添付で Marketplace 申請(MCP Marketplace – Cline Documentation)

6. よくあるトラブルと解決策

症状原因 / 対処出典
spawn <server> ENOENTコマンド or PATH 誤り。cline_mcp_settings.jsoncommand をフルパスに変更/再起動(Can not connect/install mcp server context7 > spawn … – GitHub)
サーバーは緑表示だがツールが出ないMCP 側 ListTools 実装漏れ。Server ログを Webview DevTools で確認(No tools, no resources listed in MCP Servers in Cline #1272 – GitHub)
SSE モードで “unable to parse parameters”古いバージョン。v3.13 以降の Cline または MCP Server をアップデート(How to use the SSE mode · Issue #2176 · cline/cline – GitHub)

まとめ

Cline v3.13 では GUI ベースの Marketplace + Remote 接続、JSON 手動構成、そして画像対応や .clinerules・Slash Commands 連携 により、MCP を軸にした「LLM × 開発ツール」の拡張が一段とスムーズになりました。ローカル開発からクラウド連携まで、上記手順を基に ホスト(Cline)―クライアント(チャット)―サーバー(MCP) の三層を意識して構成すれば、独自ツールや SaaS API を統合した“LLM ネイティブ”な開発環境を最短で構築できます。

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