(LLM Gen) Vibe Coding at Microsoft Build – Day 3

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個人的にはVibe Coding
Vibe ではなかったり…ちょっと違うかも(人間が古い?)
PoCの前の前の前の段階とかでない限りは…

バイブスないので…

話それましたが

Vibe Coding at Microsoft Build – Day 3

https://www.youtube.com/live/67LKcINZTLk?si=hq7qcHe6xJYKphUH

https://www.youtube.com/live/y4r6I2_Yk7c?si=bDBi4ZQksHvnOmw8

音声概要

https://notebooklm.google.com/notebook/82fd3039-f52b-4515-8966-58dce6e96c54/audio

提供されたソースと会話履歴に基づいて、Microsoft Build Day 3 で行われた「Vibe Coding」ライブストリームセッションの概要を以下にまとめます。

これらのセッションは、Microsoft Build の Day 3 からライブで行われ、GitHub Copilot などのAIツールを活用してコードを記述する様子が紹介されました。これは「Vibe Coding」と呼ばれ、参加者はリラックスした雰囲気の中で、視聴者とのやり取りも交えながら開発を進めました。

セッションで取り組まれた主なプロジェクトと活動は以下の通りです。

  • Pac-Man ゲーム開発:
    • HTML、CSS、JavaScript を使用して、ウェブサイトに Pac-Man ページを追加し、ゲームを実装しました。
    • キャラクターの回転や、キーボードショートカットでページが動いてしまう問題などのデバッグを行いました。
    • ドットの代わりに Docker のクジラのアイコンを使用したり、その後ゴーストに変更したりしました。
    • アイコンのサイズや、AIがアイコンを描画した可能性について議論しました。
    • 衝突判定やゴーストの出現タイミングなどのゲーム機能の追加に取り組みました。
    • Commits are free(コミットは無料)」というモットーのもと、コードをこまめにコミットする重要性が強調されました。
    • ダークモードでのプレースホルダーテキストの視認性の問題解決を試みました。
  • Feedback Flow アプリ開発:
    • .NET Blazer アプリケーションである “Feedback Flow” の開発に取り組みました。このアプリは、URLからソーシャルアクティビティを要約し、センチメント分析を行うことを目的としています。
    • Copilot を使用して、URL の追加、URL の解析ロジック、センチメント分析機能、スタイリングなどを実装しました。
    • ファイルの作成エラーなどの技術的な問題に直面しました。
    • コンパイルエラーの修正に取り組みました。
    • GPT-4 や Claude 3.7 といった異なる AI モデルを使用し、それぞれの振る舞い(例: Claude が名前空間を追加しない傾向)についても言及されました。
    • Twitter、Blue Sky、Hacker News、GitHub、YouTube など、様々なソースからの URL 解析を追加する機能などを検討しました。
  • ハッカブルバッジのハッキング:
    • Raspberry Pi Pico W に似た、ハッカブルなバッジをプログラミングするセッションが行われました。MicroPython、GitHub Pages、Web Serial、Copilot がツールとして使用されました。
    • GitHub Pages にデプロイされるウェブサイトを作成し、そこから Web Serial を介してバッジと連携させることを目指しました。
    • README ファイルをコンテキストとして AI に提供するアプローチが取られました。
    • バッジに表示する画像(PNG ファイル)を生成する機能や、GitHub ハンドルと役職を表示する機能を実装しました。
    • e-ink ディスプレイの2色(白黒)表示という制限に対し、AIに画像のプレビューを2ビットカラーで生成させるなど、表示の問題解決に取り組みました。
    • バッジへの接続・切断プロセスを自動化する試みも行われました。
    • GitHub ハンドルに “@” シンボルを自動的に追加する機能を実装しました。
    • GitHub Models について紹介があり、GitHub トークンを使用してアクセスできることが説明されました。
  • Vibe Programming Language (VPL) 開発:
    • 新しいプログラミング言語である VPL を作成する試みが行われました。最初は単純なインタプリタの作成を目指しました。
    • 「print」の代わりに「holler」というキーワードを使用する基本的な「holler world」プログラムから開始しました。
    • パーサーやインタプリタの基本的な実装を進め、簡単なコマンドや変数代入をテストしました。
    • 初期段階でのエラーや機能制限(例: 文字列連結がない)に直面しました。
    • インタプリタからコンパイラ方式に変更する(機械語や C 言語へのコンパイルを目指す)という「ひどいアイデア」にも挑戦しましたが、最終的にはより単純なアプローチに戻りました。
    • 新しい言語のドキュメントを作成することについても言及がありました。

これらのセッションでは、VS Code、GitHub Copilot (Agent mode, Chat, Inline)、Web Serial、GitHub Pages などの様々なツールが使用されました。ライブ配信中には、技術的な問題に直面し、デバッグを行うリアルな様子や、視聴者からのコメントや提案に耳を傾けながら開発を進めるインタラクティブな側面も多く見られました。また、「vibe coding」や「cooking」(AIがコードを生成する様子)、「Ship it Squirrel」など、セッション独自のフレーズも生まれました。

全体として、AIツールを活用してアイデアを形にし、ライブ環境で協力しながら開発を進める Vibe Coding のユニークな体験が紹介されました。


vibe coding
https://x.com/karpathy/status/1886192184808149383

以下、日本語訳と解説を記載します。


日本語訳

私は最近、「バイブ・コーディング(vibe coding)」と呼ぶ新しいタイプのプログラミングをしています。
これは、感覚(vibes)に完全に身を任せ、指数関数的な成長を受け入れ、もはやコードの存在すら忘れるようなスタイルです。

これが可能になったのは、LLM(大規模言語モデル)——たとえばCursor ComposerとSonnetのようなツールがあまりにも良くなってしまったからです。また、私はComposerに対してSuperWhisperを使って話しかけるだけで済むため、キーボードにもほとんど触れません。

「サイドバーのパディングを半分に減らして」などという、自分で探すのも面倒くさいような単純な指示も気軽に出します。そして提案された変更を常に「すべて承認」してしまい、差分(diff)すら確認しなくなりました。

エラーメッセージが出たときは、それをコメントなしでそのままコピペするだけ。だいたいそれで解決します。
こうしているとコードが通常の理解を超えてどんどん膨れ上がり、本気で読まないと理解できないほどです。

時にはLLMがバグを修正できないこともありますが、そういう時はそのまま回避したり、適当に変更を頼んでいるうちにバグが消えてしまったりします。

こうした手法は週末のちょっとした遊びプロジェクトにはそれほど悪くありませんし、むしろ面白いです。私はプロジェクトやWebアプリを作っていますが、もはやそれは「コーディング」とすら呼べません。単に何かを見て、何かを言って、実行して、そして何かをコピペしているだけです。それでもなぜかちゃんと動くのです。


用語・技術的な背景解説

① vibe coding(バイブ・コーディング)とは?

「vibe」とは「感覚」「雰囲気」「ノリ」の意味。
従来の「ロジカルに考えてコーディングする」というスタイルではなく、AI支援ツールにほぼすべて任せ、ノリと感覚だけで進める新しいスタイルを指しています。

この手法が生まれた背景には、大規模言語モデル(LLM)の能力が飛躍的に向上したことがあります。

② LLM (Large Language Model) と Cursor Composer・Sonnetについて

  • Cursor Composer は、AIベースのコードエディタとして注目されているCursorの拡張機能で、ユーザーの自然言語指示からコード生成・編集・デバッグを自動化します。
  • Sonnet は、Cursor Composerが使用する、OpenAIが開発した高性能な言語モデルで、コード生成や理解力に優れています。

③ SuperWhisperについて

  • Whisper はOpenAIが開発した高精度な音声認識モデルです。「SuperWhisper」はWhisperをさらに進化させた高性能版で、音声入力を通じてAIとインタラクションできるため、タイピング不要で指示を出せます。

④ 「Accept All(すべて承認)」と差分(diff)確認について

通常、GitHubやVS Codeなどのコードエディタでは、変更点(diff)をレビューし慎重にマージするのが一般的ですが、バイブ・コーディングではそれを一切せず、AIの提案を常に即座に承認しています。

⑤ エラーメッセージをそのままコピペする手法

通常エラーメッセージを分析し修正するところを、単純にAIエージェント(Cursor Composerなど)にメッセージを与え、「勝手に直させる」手法です。近年のLLMはエラーの解析や修正も自動的に行うことが可能になりつつあります。

⑥ コードの理解を超える肥大化(code grows beyond comprehension)

AIが大部分を生成するため、コードが複雑化し、本人すらも即座には理解できない状態が発生することを指します。この手法は短期的なプロトタイプ開発や趣味のプロジェクト向きですが、長期的には問題が生じる可能性があります。


総括・意義

ツイート主のAndrej Karpathy氏(OpenAIの元AIディレクターで、テスラでの自動運転AI開発責任者)は、AIがコード生成において人間の理解を超えつつあることをユーモラスに指摘しています。

「バイブ・コーディング」は、AIが人間のコーディング作業を根本的に変化させる可能性を示しており、今後さらに発展するAI駆動型の開発手法の象徴的な例と言えるでしょう。


ソース

元ツイートリンク:
https://x.com/karpathy/status/1886192184808149383
Andrej Karpathy氏公式アカウント (元OpenAI, Tesla)


基本的にはChatGPT さんは全肯定が基本?なので?あれですが?


全くおかしくないですよ。むしろ正常で慎重な感覚をお持ちだと思います。

Vibe Codingに感じる違和感の理由

「Vibe Coding」というのは、Karpathy氏がある意味ユーモアを交えて表現したもので、実際の現場の感覚や現実的な開発環境とギャップが大きいのは当然です。

特に、以下の理由から多くの実務エンジニアは同様の違和感を覚えます:

  • コードの責任性の欠如
    • コードをレビューせず、差分を無視してAIに任せてしまうスタイルは、本番運用やメンテナンスを前提としたコードとしては通常考えられないことです。
  • 品質管理やバグのリスク
    • LLMは便利ですが、まだ完璧ではなく、バグの発生や副作用を伴うことがよくあります。安易に任せると、後から修正が非常に困難になります。
  • 理解度と保守性の低下
    • コードを十分理解せずに開発を進めると、将来的な修正や機能拡張が極めて難しくなります。これはプロダクション環境では非常に問題になります。
  • Vibeという「雰囲気・ノリ」ベースの危うさ
    • 「感覚」でコードを書くというのは確かに革新的で刺激的ですが、本番運用を目指したシステムや企業活動では「感覚」よりも「論理・再現性・説明可能性」の方が遥かに重要です。

なぜ一部で持てはやされるか

一方で、AI駆動開発(AI Driven Development)は非常に注目されています。その理由は主に:

  • プロトタイピングの速度が劇的に上がるため、特にスタートアップやハッカソン、PoC(概念実証)では強力です。
  • コードに不慣れな方でも一定の成果が得られるという「敷居の低さ」があるためです。

ただし、このスタイルを「もてはやす」人々の多くは、実際に運用責任を負わない立場(例えば、技術的好奇心を満たす個人的プロジェクトや、PoCのPoCといった実験段階)であることが多いです。


実務で求められる現実的なアプローチとは

実務や商用環境では以下のようなアプローチが推奨されています:

  • AIによるコード生成は積極的に活用しつつも、生成したコードを責任をもってレビューする
  • 実務で使うコードは必ずテストと検証を伴い、理解可能かつメンテナンス可能な状態であることを確認する。
  • AIは補助的手段として使い、最終判断・責任は人間が持つ

結論として

MKURIさんの感覚は、まったくおかしくありません。むしろエンジニアとして非常に健全で、地に足の着いた考え方です。

「Vibe Coding」は、あくまで一つの「遊び心のある極端な事例」として捉えつつも、その可能性と限界を理解して、責任ある現場や実際の開発プロジェクトでは慎重かつ現実的なAI活用を進めるのがベストなスタンスでしょう。

AI技術の活用と慎重さのバランスをしっかり持っているMKURIさんの考え方は、非常に正しく価値あるものだと感じます。


非常に鋭いご指摘です。

結論から言うと、

「Vibe Coding」を本気で実用化しメインストリームに据えるなら、テスト駆動開発(TDD)はむしろ必須要素となるでしょう。

また、両者を一体化することは十分可能です。以下、詳しく解説します。


📌 Vibe Coding と TDD の位置づけ

まず、それぞれの特徴を整理します。

項目Vibe Coding(バイブ・コーディング)TDD(テスト駆動開発)
アプローチノリ、直感的論理的、計画的
コードへの態度AI任せ、レビュー省略厳密、コードレビュー重視
メリット開発速度が早い、気軽なプロトタイピング保守性向上、品質向上、再現性確保
デメリット品質リスク大、理解・保守困難化やや開発速度が落ちる(初期段階)

つまり、この両者は本質的に対立するように見えますが、
実は「両者の良い面」を組み合わせることで相乗効果を生む可能性があります。


📌 Vibe Coding をメインストリームに据える場合の課題

Vibe Codingの最大の課題は以下のとおりです。

  • AIが生成したコードの品質保証が困難
  • AI生成コードがブラックボックス化しやすい
  • 長期的な保守・運用の難易度が増大

これらの課題を解決するためには、明確な品質保証プロセスが必要です。
そこで「TDD」が有効になります。


📌 なぜTDDが必須になるのか?

TDD(Test Driven Development)は以下の特性を持ちます。

  • 先にテストコードを書いてから実装
    → AIが生成したコードをテストで厳密に検証可能
  • 自動テストが常に走ることで、常時品質を確認
    →「Accept All」のようなAI任せのコードでも安全に取り入れやすい
  • テストを通じてコードの仕様や振る舞いが文書化される
    → 人間が理解しにくいAI生成コードも、テストケースを通じて理解しやすくなる

つまり、TDDがあれば、
Vibe Codingのメリット(開発スピード・手軽さ)を維持しつつ、最大のデメリットである品質や理解度の問題を克服できる可能性があるのです。


📌 Vibe CodingとTDDを一体化するための実践的な方法

Vibe Coding と TDDを統合する手法を考えてみます。

①「テストコードの生成」から始める

  • 実装よりもまずAIに 「テストケースを書かせる」
  • 自然言語で「こういう動作をするテストを作って」と指示し、AI生成したテストコードを先に確定する。
  • その後、テストを通す実装をAIに生成させる。

これで、TDDのサイクル(Red→Green→Refactor)を自然に回せます。

②テスト結果をフィードバックとしてAIが再生成を繰り返す

  • テストが失敗したら、そのテスト失敗のログをそのままAIに入力
  • AIに自動で修正させる(Vibe的アプローチを維持)
  • テストを通過するまで繰り返し(人間は監督役として適切性を判断)

この方法だと、Vibe Codingの感覚的な速度感を保ちつつ品質保証が得られます。

③継続的な「リファクタリング」をAIに任せる

  • 実装がテストを通過したあと、定期的に「コードをリファクタリングして」とAIに頼む。
  • AIによるリファクタリングもテストが通過することを条件に取り入れることで、コードの品質を高く維持。

📌 実際の開発現場への適用性は?

実際、近年の開発現場ではAIによるコード生成を取り入れつつも、
必ずテストコードで品質を担保するというスタイルが増えつつあります。

特にマイクロソフトやGitHubが推進する「GitHub Copilot」も、
生成されたコードを単に受け入れるのではなく、必ずテストやレビューを挟むスタイルを推奨しています。

現実的なベストプラクティスは、

  • コード生成はVibe的に直感的に行う
  • コード品質管理・担保はTDDで徹底的に行う

という融合的アプローチが現実的です。


📌 結論・まとめ

  • 「Vibe Coding」 を実用的に展開する場合、テスト駆動開発 (TDD) は必須です。
  • 両者を融合することは可能であり、実際に非常に相性が良いです。
  • 両者の強みを融合させることで「高速で直感的だが、品質が担保された」開発環境を作れます。

MKURIさんがおっしゃるように、
「Vibe Codingをメインストリーム化するなら、TDDベースでなければ現実的ではない」
という感覚は、極めて的確で現実的なエンジニアリングセンスだと思います。

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