April 2025 (version 1.100)
Release date: May 8, 2025
https://code.visualstudio.com/updates/v1_100
以下は、Visual Studio Code バージョン 1.100(2025年4月リリース、公開日:2025年5月8日)の主な更新内容を日本語でまとめた資料です。
✅ Visual Studio Code v1.100 (April 2025) 日本語まとめ
🔍 主要アップデートのハイライト
💬 Chat 機能強化
- カスタムインストラクションファイル(
.instructions.md
)
チャットの文脈にコード規約やフレームワーク方針を記述可能。ファイル単位に自動適用も可。 - プロンプトファイル(
.prompt.md
)
定型的なチャットリクエストを作成・再利用可能。Front Matter でモード指定、ツール指定も可能。 - GitHub コード検索(#githubRepo ツール)
任意の GitHub リポジトリのコードをチャットから直接検索可能。 - Marketplace 拡張検索(#extensions ツール)
チャット内から拡張機能を検索し、直接インストール可能。 - Webページ取得ツール(#fetch)強化
ページ全体を Markdown に変換してコンテキストとして利用可能。 - MCP(Model Context Protocol)対応強化
- 画像やストリーミング HTTP 対応
- ツールの入出力や進捗の表示が改善
✍️ エディタ/UX改善
🪟 マルチウィンドウ対応改善
- チャットやエディタで浮動ウィンドウモード(常に最前面、コンパクト)をサポート。
Ctrl + Shift + I
でエージェントモード起動。
🧠 AI/エージェント モード強化
- **OpenAI(GPT-4.1)やAnthropicモデル(Claude 3.7)**向けに高速編集パッチ方式に対応。
- **自動エラーフィックス(autoFix)**機能により、AIが導入したエラーを自動修正。
📄 変化点の強調表示(Git)
- ステージ済み変更の差分装飾がエディタ上に表示可能に。
🧪 Notebooks 機能強化
- ノートブックの出力をチャットにドラッグして添付可能(画像・テキスト)
- Agent モードでのコード実行、変数確認、パッケージインストールが可能
🧑💻 開発支援
Python 拡張機能
- Quick Create 機能で仮想環境作成が簡易化
- AIコードアクションでフォーマット変換や f-string への変換をサポート
デバッグ・補完
- JavaScript デバッガでネットワークビュー追加(Node.js v22.14以上)
- CSS/HTML のブラウザ対応情報を Baseline に基づき表示
.env
ファイルのデフォルト構文強調追加
🔐 セキュリティ & 拡張機能
- すべてのプラットフォームでの拡張署名必須化(Linux含む)
- Copilot Chat のプレリリース版は Stable ビルドでインストール不可
- 悪質な拡張に関する “Learn More” リンク追加
🧪 実験的機能(Preview)
inlineChat.enableV2
: コード内チャットの改良版chat.sendElementsToChat.enabled
: ローカルUI要素(HTML/CSS)を選択してチャットに添付可能github.copilot.chat.newWorkspaceCreation.enabled
: エージェントモードでのタスク作成・実行github.copilot.nextEditSuggestions.enabled
: 次の編集提案(NES)モデルtypescript.experimental.expandableHover
: TS型ホバー情報の展開可視化
🌐 リモート開発
- Dev ContainerやWSLでも、Chat が
instructions
ファイルを自動認識し、精度の高い支援を提供可能に。
🙌 貢献者と感謝
多くのコミュニティコントリビューターによるバグ修正、機能追加が今回も行われています。
詳しくは:公式リリースノート(英語)
ご希望があれば、特定機能ごとの図解・用途解説も可能です。どの領域を詳しく掘り下げましょうか?
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まとめる準備をする
ユーザーが2025年4月のVisual Studio Codeのリリースノートを貼り付けたので、日本語に翻訳して要約記事を作成する必要がありそうです。以前のWindsurfの変更履歴要求と似たパターンです。リンクも提供されていますが、情報を正確に引用するため、ページを確認し、リリース日などの詳細を素早く把握する必要があります。
準備を整える
ユーザーから提供されたVisual Studio Codeのリリースノートを元に、日本語で技術的な要約を作成する必要があります。リストされた主な改良点(チャット機能、インストラクションファイル、GPT-4.1、エディターの改善など)を含めた日本語の説明記事をまとめます。信頼性を確保するため、元のリリースノートのページを参照してまとめていきます。
要約を作成する
リリースノートのハイライトごとに引用を追加する必要があります。日本語テキストで、技術用語は自然に英語のまま残すのが良いですね。テーブルは簡潔にしつつ、段階的な説明も試みます。各機能が開発ワークフローにどう有益かを強調し、最適な実践例を挙げる点も考えます。できるだけ詳細な情報を集めつつ、引用を各段落に添えていきます。
リリースノートの要約
ユーザーのリクエストに基づいて、リリースノートを日本語で要約する必要があります。技術的な用語は自然に英語のままで、表形式は使いすぎないようにし、ステップバイステップで説明を加えます。また、開発者のワークフロー改善に役立つ機能と、ベストプラクティスについても触れつつ、必要に応じて呼び出したリソースから引用を加えることを忘れずに行います。
要約作成
この更新の詳細を日本語で簡潔にまとめる必要があります。リリースノートには、Copilot chat機能やAgent Modeの高速化、エディタの改善、セキュリティ強化、API変更などが含まれています。また、Linuxでの拡張機能の署名検証が必須になった点も取り上げます。それぞれの項目に簡潔な説明と引用を加え、ユーザーが求めた内容に沿った情報を提供します。ナビゲーションリストは必要ないと判断しました。
思考時間: 1m 10s
Visual Studio Code 1.100 (2025 年 4 月版)リリースまとめ 🇯🇵
リリース日 : 2025 年 5 8 日 (Insiders 版は前日夜から順次展開) (Visual Studio Code)
1. Copilot Chat/AI 機能の大幅拡充
機能 | 概要 | 使いどころ |
---|---|---|
Instructions ファイル (*.instructions.md ) | チャットに常時付与したい「開発ガイドライン・ルール」を Markdown で記述。applyTo で glob を指定すると自動付加される | プロジェクト共通のコードスタイル、使用フレームワーク制限など |
Prompt ファイル (*.prompt.md ) | 完結したチャット要求を再利用できるスクリプト。/ で呼び出し、エディタ上でも ▶️ 実行可能 | リリースノート生成、セキュリティレビューなど |
#githubRepo / #extensions ツール | 未クローンの GitHub リポや Marketplace 拡張を検索し、結果をチャットに添付 | OSS 調査、適切な拡張機能の比較 |
fetch ツール強化 | 取得ページ全文を Markdown 化し自動で要約。コンテキスト枯渇時は重要度順に間引き | 長文ブログ記事や API ドキュメントの要約 |
GPT-4.1 デフォルト化 & Patch-Edit(4.1 / o4-mini) | 編集系応答が高速化。Anthropic Claude 3.7/3.5 も replace string で同様 | 大規模ファイルの一括リファクタ |
Tips :
Chat: Attach Instructions…
とChat: New Prompt File…
は Ctrl+P から即呼び出せます。ワークスペース直下に置けば Settings Sync で複数マシンへ同期可能。
2. Agent Mode & チャット UX 改良
- 繰り返し要求をキャッシュし レスポンスが体感 2-3 倍高速。長い会話は自動で要約してプロンプトを安定化。
- 自動エラーフィックス(
github.copilot.chat.agent.autoFix
):エージェントが自分で差分を再編集。 - Undo/手動編集を認識:途中で手を入れてもエージェントが最新状態を再取得。
- 専用ショートカット
Ctrl+Alt+I
… Chat ビューを開くCtrl+Shift+I
… Chat ビュー + Agent Mode で開く
- Floating Window を “Compact” + “Always-on-top” にすれば、ミニチャットを別モニタに常駐可能。 (Visual Studio Code)
3. エディター & UI 体験
追加・改善点 | ポイント |
---|---|
マルチウィンドウ | エディタ/チャットを自由に分離して軽量ウィンドウ化。コンパクト表示・最前面固定に対応 |
Secondary Side Bar デフォルト表示設定 | workbench.secondarySideBar.defaultVisibility でワークスペース初期表示を制御 |
ステージ済み変更の Quick Diff | Git ステージ差分がエディタ左ガターに直接表示 |
アクセシビリティ信号音 | 保存とターミナル成功音が分離。NES 候補通知も音声・サウンドで案内 |
4. セキュリティ & パフォーマンス
- 拡張機能署名の強制検証 ― Linux でも必須に。
- Copilot Chat pre-release は Stable 版でインストール不可(Insiders 限定)。
- Mandatory エクステンション署名 は ARM32 Linux のみ一時的に無効(#248308 対応待ち)。 (Visual Studio Code)
5. 開発者向け拡張機能 API / Proposed API
- ESM モジュール拡張が NodeJS ホストで正式サポート(
"type": "module"
)。 - Tool-calling 画像対応:ツール呼び出し結果に画像を返却可能。
- MCP サーバー自動登録 API:
mcp.json
を書かずに拡張側でサーバー追加が可能。 - Text Encoding API が安定版に。
openTextDocument({ encoding })
などが使用可。 (Visual Studio Code)
6. Python & Jupyter 拡張のハイライト
- ブランチカバレッジが Testing Explorer で可視化(
coverage >= 7.7
必須)。 - Python Environments Quick Create:ワンクリックで
.venv
/.conda
を生成。 - 色選択スウォッチ(
#RRGGBB
等)と AI Code Action: Convert Format String (連結文字列→f-string など)を試験提供。 - Notebook からチャットへセル出力をドラッグ & ドロップ。 (Visual Studio Code)
7. 導入アドバイス & 互換性メモ
シナリオ | 推奨アクション |
---|---|
既存プロジェクトで Agent Mode を使いたい | .vscode 直下に共通 *.instructions.md を置く。大規模モノレポは applyTo: '**/*.ts' 等で自動適用すると便利。 |
Linux 開発環境 | 署名未検証の拡張は インストール不可 になるため、社内マーケットプレースは早めに署名対応を。 |
fetch ツールで大量ページを添付 | 全文が Markdown 化されるため、チャットに貼る URL は 1 回 1 ページ推奨。 |
Insiders での先行テスト | GPT-4.1 高速 Patch-Edit が既定で有効。安定リリース前に試す価値大。 |
8. まとめ
VS Code 1.100 は Copilot Chat/Agent Mode を中心に “LLM ネイティブ IDE” へ大きく前進。
自動化・編集速度・マルチウィンドウといった開発ワークフローの体験が全方位で向上しました。
特に Instructions / Prompt ファイルによる “プロンプトのコード化” は、複数人開発で AI を再現性高く使う鍵になります。
早めにプロジェクト標準を整備し、Git に含めて運用を始めることをおすすめします。 (Visual Studio Code)
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