ごっそり消えていますね…
不自然なまでに…
Claude4 はもともと…
まあそうなりますよね…?
Statement on Anthropic Model Availability
Jun 3, 2025
https://windsurf.com/blog/anthropic-models
以下に、全文の日本語翻訳と要点解説をまとめます。
全文日本語翻訳
Anthropicモデルの提供状況に関する声明
2025年6月3日
by Windsurf Team
Anthropic社から、Claude 3.xモデル(Claude 3.5 Sonnet、3.7 Sonnet、3.7 Sonnet Thinking)へのファーストパーティ・キャパシティ(一次供給枠)をほぼ全て停止するという連絡が、わずか1週間を切る短期間の通知で当社にもたらされました。他社の推論プロバイダー(サードパーティのAPI等)から多少のキャパシティは確保できていますが、今回の急な事態に対して、現状の需要全てを賄えるほどの量はありません。
したがって、当社としては直ちに以下の対応を取らざるを得ません。
- Claude 3.xモデルについては、新たなキャパシティ確保が進むまでの間、一時的にご利用が制限される場合があります。ただし、すぐに復旧できる見通しです。また、Windsurf上で有力な代替モデルであるGemini 2.5 Proを、通常価格の1xから0.75xのプロモーション価格で提供します。
- Claude 3.xモデルへの直接アクセスはFreeプランおよびProプランのトライアルユーザーからは削除しました。ただし、**BYOK(Bring Your Own Key:自身でAPIキーを用意する方式)**経由では全モデルに引き続きアクセス可能です。
- Claude Sonnet 4についても、引き続きBYOK経由でアクセスできます。
- 誤解のないように明記しておきますが、当社の目標は常に「最高のプロダクト提供」にあり、その一環として「全モデルへのアクセス提供」にこだわってきました。Anthropic社にも継続的に「Anthropicモデルの推奨・維持と十分なキャパシティ確保」を強く求めてきましたし、そのための費用負担にも応じてきました。今後も他社プロバイダーからのキャパシティ確保に全力を尽くします。なぜなら、我々はプロダクトとユーザーにしか関心がないからです。
ただし、Anthropic社の今回の対応はWindsurfだけでなく業界全体に悪影響を及ぼす可能性があると懸念しています。
Windsurfの「魔法」は、特定のモデルに依存していません。
確かにモデル自体は重要ですが、単なるモデルラッパー(APIの橋渡し)は容易に作れます。
Windsurf本来の強みは「既存ナレッジに対する深い文脈理解」「考え抜かれたUX」「Preview・Deploy・Reviewといった独自機能」「Workflow・Rules・Memoriesといったカスタマイズ」「JetBrains連携やセキュアなHybrid/FedRAMP導入によるエンタープライズ対応」にこそあります。
私たちはこれからも、最高の「魔法のようなプロダクト」を作り続けます。
要点解説
1. 発表の背景・概要
- Anthropic社が「突然」ほぼすべてのClaude 3.xモデル(Claude 3.5 Sonnet等)の供給枠をWindsurfに対して停止。
- 事前通告期間がほぼ1週間未満と非常に短い。
- Windsurf側では一部外部プロバイダー経由のキャパはあるが、全需要に足りていない。
2. 具体的な対応
- Claude 3.xモデルの利用に短期的な制限が発生するが、代替としてGemini 2.5 Proを割引価格で提供。
- Claude 3.xモデルへの直接利用は有料プランユーザーやトライアルユーザーでは利用不可に(ただしBYOKではOK)。
- Claude Sonnet 4も同様にBYOKのみ。
3. ポリシーと姿勢
- Windsurfは「全モデルへのアクセスと最高のユーザー体験」を重視してきた。
- Anthropic側にも十分なキャパ供給を強く希望してきた。
- 今回のAnthropicの判断は「Windsurfだけでなく業界全体に悪影響」と懸念を表明。
4. Windsurfの独自性・強みの再確認
- 本質はモデル(ClaudeやGemini等)自体よりも、Windsurf独自のUX・知識管理・エンタープライズ連携にある。
- Previews, Deploys, Reviews, Workflows, Rules, Memories, JetBrains連携、Hybrid/FedRAMPといった独自機能に自信。
参考:ソース
【補足解説】
- BYOK(Bring Your Own Key): OpenAIやAnthropicなどの「自前APIキー」を持ち込んで接続できる方式。サードパーティサービス側で公式のAPI課金契約をユーザー自身が持っていれば、サービス側でキャパ制限を受けてもAPI経由で利用可能。
- Claude 3.xモデル: Anthropic社の高性能AIシリーズ(Claude 3.5 Sonnetなど)。
- Gemini 2.5 Pro: Googleの大規模言語モデル。Claudeの代替として今回プッシュされている。
【所感】
- 今回のような「短期間のAPIキャパシティ制限・停止」はサードパーティLLMサービス利用時に今後も起こりうるリスクと言えます。
- BYOK方式の利用や複数モデル・プロバイダー対応の柔軟性が今後ますます重要になります。
- LLM SaaS各社の「プロダクト体験」で差別化が進む中、Windsurfは自社の強みを再強調しています。
ご質問や追加解説、ご希望があればどうぞ。
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